2020年9月6日日曜日

ニシキカンザシヤドカリ

見つけると嬉しいカンザシヤドカリ
分類
ホンヤドカリ科-カンザシヤドカリ属-ニシキカンザシヤドカリ
学名
Paguritta gracilipes
観察ポイント
和歌山県串本町/串本エリア:グラスワールド/古座エリア:上の島
観察環境
コブハマサンゴ・ハードコーラルの穴の中。/水深:13-18m前後
遭遇率
中:串本エリアでは同じホストにカンザシヤドカリ10-20匹中、ニシキカンザシヤドカリが1・2匹という感じだが、古座では逆にニシキカンザシヤドカリのみだった。
観察形態
  • サイズ:1cm前後
  • 体色:全体的に小豆色のような褐色。第二触覚は黄土色の様な、カンザシヤドカリより薄いように思う。
  • 模様:爪は白っぽく、縁がうすい褐色。爪の先っぽがオレンジ色で、薄紫と白の斑点がある。
  • 群度:1つの穴には1個体のみだが、同じハードコーラルに複数つく。
そっくりさん
カンザシヤドカリ・カンザシヤドカリ属の1種:爪の色で判別可能
左は爪のアップ写真。右は少し横から見たニシキカンザシヤドカリ。
観察
  • 串本エリアでは圧倒的にノーマルのカンザシヤドカリが多いのと、本種の爪はとても綺麗なので見つけると嬉しい。
  • 串本エリアでは大体同じ様な位置にある穴にいることが多く意外と探しやすい。
  • 古座エリアでは串本エリアより規模は小さい(3~4分の1かな?)ものの、同じホストにいるカンザシヤドカリが全てニシキカンザシヤドカリだったので驚いた。
  • カラフルなのであったかい方に多いと思ったので、古座の方が割合高いことにびっくりした〜。ただ、古座での本数がすくないので要継続観察。
キーワード
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