2020年9月5日土曜日

ニザダイ

拗ね顔の魚
分類/学名/通称
ニザダイ科-ニザダイ属-/Prionurus scalprum/サンノジ
観察ポイント
和歌山県串本町/串本エリア:住崎・マリンセンター前ビーチ/古座エリア:上の島・下の島・外洋/紀伊大島エリア:ツースリー
観察環境
サラサラの砂地・根の周辺/水深:8m-15m前後
遭遇率
高:
観察形態
  • サイズ:5cm-30cm前後
  • 体色:濃紺〜グレー。いずれも尾が白っぽく、白い三角形が並んでいる様に見える。
  • 模様:尾柄に4つの楕円暗色斑がある。ただ、斑紋の上に白っぽい骨質板が突き出ているため斑紋が割れて見える。体はマットなグレー一色だが、稀に不規則な波紋の様な模様が出ている個体もいる。若魚の方が濃紺で、大きいほど白っぽいグレーに見える。側線の点が目立つ。臀鰭の青い縁が綺麗。
  • 群度:単体でもいるが3-5匹程度で行動していることが多い様に思う。外洋や時期によるのか、何百匹千匹?レベルで岩の側面に群れて滝の様に移動しているのをみたことがある。
クリーニング待ちをするニザダイ
観察
  • 砂底をつついていたり、岩をつついていたり。
  • かなり目立つ寄生虫に、ぞくっとするくらいとりつかれていことがあるので、寄生虫にとりつかれやすい魚なのかと思っていたが、その寄生虫の名前が「ニザダイノギンカ」と、名づけられているため、寄生虫の方がニザダイを好んでいるのかな?笑
  • クリーニングステーションでは順番待ちをするかの如く並んでじっとしていて、魚の社会性をかいまみた瞬間だった。
  • 普段は1色の体だけど、模様のあるニザダイがいると知ってから探しまくった。1度見つけると結構いる〜!しかし個性なのか出したり引いたりできるのかは不明。
キーワード
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